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50代退職者の高配当株ポートフォリオ22銘柄|配当金年間132万円【2026年4月版】

2026年4月時点の高配当株22銘柄のポートフォリオと、年間約132万円だった配当を示すイメージ 投資・資産運用
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高配当株・ETF22銘柄(日本株18・米国ETF4)/税引後の年間配当 約132万円/月平均 約11万円。これが2026年4月時点の私のポートフォリオです。

この記事では、当時保有していた22銘柄をすべて公開し、なぜこの構成にしたのか、配当月をどう分散させたのかまで書いています。

※2026年4月時点の記録です。現在は保有銘柄や配当額が変わっていますが、当時の構成をそのまま残しています。その後の変化は、高配当株中心の保有数は90超→22→29|退職半年で変わった「買い方」にまとめています。

退職するとき、一番怖かったのは「毎月の給料がなくなること」でした。

その後、傷病手当金の支給は始まっていますが、受け取れる期間は決まっています。その先のお金の話を考えると、夜中に目が覚めることが何度もありました。

そんな不安の中で、唯一「これがあれば少し落ち着ける」と感じたのが、高配当株からの配当金でした。

2026年4月時点では、22銘柄を保有していました。年間の配当金(税引き後)は約132万円。月換算にすると約11万円です。

これが毎月の固定費の一部をまかなってくれるという事実が、精神的にどれだけ助かっているか。今日はそのポートフォリオを全部公開します。

ちなみに、この22銘柄はすべてSBI証券の特定口座で保有しています。新NISAとiDeCoは楽天証券で別にしており、用途で証券会社を分けています。iDeCoは退職を機に掛金を止めて、運用指図者に切り替えました。

なお、この記事は、何をどれだけ持っているか(銘柄の中身)の全公開です。どの証券会社を選ぶかは、別記事にまとめています。

実はこのポートフォリオ、【2025年版】として一度公開しています。前回の記事を公開したあと、保有銘柄の整理を進め、2026年4月時点の22銘柄に落ち着きました。

「なぜ22銘柄なのか」の背景は別記事にまとめています。時系列で見ていただくと、整理の意図までご理解いただけると思います。

退職前の2025年時点にまとめた、個別株・米国ETF・新NISAを含む全体のポートフォリオはこちらです。

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高配当株を90から24銘柄に絞った話|ChatGPTと一緒に整理した50代のリアル
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22銘柄ポートフォリオ構成(評価額ベース・2026年4月時点)

この記事は、2026年3月末に退職した私が、退職後の不安を少しでも減らすために保有している高配当株を、2026年時点の記録として公開するものです。これは投資をすすめる記事ではなく、私自身の判断の記録です。銘柄選びよりも、なぜこの形にしているのかという考え方を中心にまとめています。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

投資には価格変動などのリスクがあります。制度や基礎知識は金融庁の公式サイトもあわせてご確認ください。

なぜ高配当株を22銘柄まで絞ったのか

実は、退職前は90銘柄を保有していました。「分散投資が大事」と聞いて、とにかく色んな銘柄を買い続けた結果です。

でも退職が近づくにつれて、「この90銘柄で配当金は本当に増えていくのか?」という疑問が大きくなりました。結論として、90銘柄から22銘柄に絞りました。整理直後は配当金が一時的に減りましたが、集中投資を続けた結果、年間119万円だった配当金は、2026年4月時点で約132万円になっています。

選び方の基準はシンプルで、「長期間にわたって配当を維持・増配してきた実績があるか」「セクターが偏りすぎていないか」「配当月が分散しているか」の3点です。

90銘柄から絞っていった具体的な経緯と判断基準は、高配当株を90から24銘柄に絞った話|ChatGPTと一緒に整理した50代のリアルに書いています。3月時点では24銘柄でしたが、その後さらに整理し、この記事で記録している4月時点では22銘柄になっています。

正直、最初は「配当利回りが高ければいい」と思っていました。でも高すぎる利回りって、何か理由があるんですよね。減配リスクとか。

なぜ高いのかを確かめるのが大事だったね。

22銘柄の全リスト

2026年4月時点で保有している22銘柄を、日本株18銘柄と米国ETF4本に分けて公開します。

このリストは2026年4月時点の保有銘柄です。その後、新たに購入した銘柄については、株式分割前に単元未満株を買うとどうなる?東京海上HDを7株買った記録に書いています。

日本株(18銘柄)

コード銘柄名セクター景気影響配当利回り比率配当月
1343NFJ-REITETF(国内REIT)ディフェンシブ4.4%約3%3・6・9・12月
1414ショーボンドHD建設業景気敏感3.2%約1%3・9月
1605INPEX鉱業景気敏感2.7%約13%3・9月
1928積水ハウス建設業景気敏感4.0%約6%4・10月
2296伊藤ハム米久HD食料品ディフェンシブ5.7%約1%3・6・9・12月
2768双日卸売業景気敏感2.6%約3%6・12月
2914日本たばこ産業(JT)食料品ディフェンシブ4.1%約6%3・9月
3076あいホールディングス卸売業景気敏感3.9%約4%3・9月
4008住友精化化学景気敏感3.5%約1%6・12月
4502武田薬品医薬品ディフェンシブ3.6%約1%6・12月
8058三菱商事卸売業景気敏感2.1%約5%6・12月
8309三井住友トラストHD銀行業景気敏感3.2%約2%6・12月
8584ジャックスその他金融景気敏感4.9%約2%6・12月
8593三菱HCキャピタルその他金融景気敏感3.1%約20%6・12月
8725MS&AD保険業ディフェンシブ3.8%約4%6・12月
9119飯野海運海運業景気敏感3.0%約2%6・12月
9304渋沢倉庫倉庫運輸景気敏感4.1%約1%6・12月
9432NTT情報・通信ディフェンシブ3.5%約1%6・12月

米国ETF(4本)

ティッカー銘柄名景気影響配当利回り比率配当月
HDViシェアーズ コア米国高配当株ETFディフェンシブ2.9%約10%3・6・9・12月
JEPQJPモルガン・ナスダック米国株式・プレミアムディフェンシブ10.6%約6%毎月
SPYDSPDR ポートフォリオS&P500高配当株ディフェンシブ4.3%約3%3・6・9・12月
VYMバンガード・米国高配当株式ETFディフェンシブ2.3%約3%3・6・9・12月

※ 配当利回りは2026年4月時点の数値です。比率はポートフォリオ全体の評価額に占める各銘柄の割合です。

配当金132万円のセクター別内訳

ポートフォリオを「評価額」で見ると三菱HCキャピタルやINPEXが大きく見えますが、「配当金」で見ると景色が変わります。どのセクターがどれくらいの配当を生み出しているかをまとめたのが次の円グラフです。

22銘柄年間配当132万円のセクター別構成円グラフ。米国ETF30.6%、その他金融業19.1%、鉱業9.6%など9セクターに分散
年間配当132万円のセクター別内訳(税引後・9セクター)

最大シェアは米国ETF(30.6%)。HDV・JEPQ・SPYD・VYMの4本で、配当金132万円のうち約40万円を生み出しています。特にJEPQは毎月配当で、利回りも10%超。「毎月何かしら入金がある」仕組みの要となっています。

次に大きいのがその他金融業(19.1%)。三菱HCキャピタルとジャックスの2銘柄です。三菱HCキャピタルはリース業界の長期増配銘柄です。JEPQと並んで、配当への寄与が大きい二本柱になっています。

ポートフォリオを組む上で意識した3つのこと

① ディフェンシブと景気敏感を混ぜる

景気敏感銘柄だけだと、景気が悪化したときに配当が一斉に減るリスクがあります。食料品・保険・金融(その他)などディフェンシブな銘柄を一定割合入れることで、全体の安定感を保っています。

② 配当月を分散させる

年2回配当の銘柄が多いのですが、配当月がすべて6月・12月に集中すると、それ以外の月に収入がゼロになります。3月・9月に配当が来る銘柄や、毎月配当のJEPQ、四半期払いのHDVなどを組み合わせて、できるだけ毎月何らかの入金がある状態を作っています。

③ 米国ETFで「市場全体」の恩恵も取る

個別株だけだと日本市場の動きに左右されすぎます。HDV・VYMのような広く分散したETFを一定割合持つことで、個別銘柄リスクを薄めています。JEPQは高利回りですが、カバードコール戦略による収益なので値上がり益は限られます。そこはリスクとして認識した上で保有しています。

三菱HCキャピタルが20%って、集中しすぎじゃないかと自分でも思っています。長期増配実績があるのが安心材料ではありますが。

完成形じゃなくても、少しずつ調整していけばいいね。

配当金は月いくら入るか

年間の受取配当金(税引き後)は約132万円です。月平均にすると約11万円。

ただし実際は月ごとのばらつきがあります。このポートフォリオの日本株側は年2回配当の銘柄が多く、特に6月と12月は複数銘柄の配当が重なって多めに入ります。年4回配当のものも一部あります。毎月配当のJEPQが入ってからは、「今月は何も入らない月」がほぼなくなりました。

毎月均等に11万円入るわけではありません(配当が入る月は銘柄によってばらつきます)。それでも、2026年4月時点で年間約132万円の配当額になっていることが、私にとって精神的なお守りになっています。

では、自分が月◯万円の配当を受け取るには、いくらの元手が必要なのか。想定利回り別に必要な金額を計算した表は、戦略記事のほうにまとめています。

50代退職後の投資戦略|高配当株とインデックスをどう使い分けたか
50代で退職した私が、高配当株とインデックス投資をどう使い分けているかを実体験ベースで整理。月10万円の配当に必要な元本、新NISA、銘柄整理、証券口座の使い分けまで紹介します。

正直なリスクと懸念

高配当株投資は「楽して稼げる」方法ではありません。私自身が感じているリスクを正直に書いておきます。

減配リスク:業績が悪化すれば配当は減ります。過去に実際に減配した銘柄も保有しています。

株価下落リスク:配当をもらいながら株価が下がり続けると、トータルリターンはマイナスになります。

円安・為替リスク:米国ETFは円安局面では有利ですが、円高になると配当の円換算額が減ります。

集中リスク:三菱HCキャピタルが約20%と大きめのポジションで、この1銘柄の動向がポートフォリオ全体に影響します。

そもそも高配当株が向かない人:高配当株は、資産の成長を最優先したい人にとって、必ずしも最適とは限りません。私自身が高配当株を選んだのは、退職して給料がなくなったあとに「資産が増えること」だけでなく、「定期的に現金が入ってくること」を重視したかったからです。まだ給与収入があり、長期で資産成長を優先したい人なら、インデックス投資を厚くする考え方もあります。

完璧なポートフォリオはないと思っています。自分が納得できる根拠を持って、長く持ち続けられるかどうか。それだけだと感じています。

知った上で選んでるのが大事だね。

高配当株だけではなく、新NISAでもインデックス投資をしています

実は、高配当株と並行して新NISAでインデックス投資も続けています。

きっかけは厚切りジェイソンさんの本でした。楽天証券とNISA口座を開設して、最初は楽天VTIから始めています。

新NISAが始まってからは、S&P500を年初一括投資に切り替えました。年初一括が中心で、端数分として毎月100円の積立も続けています。いつになるかわかりませんが、1800万円の非課税枠を少しずつ埋めていきたいと思っています。

高配当株で毎月のお守りを作り、新NISAでは将来の資産成長を積み上げる。目的を分けて2つの軸を回している形です。

楽天証券とSBI証券の使い分けは、SBI証券と楽天証券を実際に使い分けている理由に詳しく書いています。

高配当株だけに集中するのは、正直ちょっと怖かったです。インデックス投資も残しています。

高配当株だけにせず、インデックスも残してるんだね。

投資本との出会いや、楽天VTIからインデックス投資を始めた経緯は別記事にまとめています。

退職前後の50代が実際に読んだ投資本10冊|初心者・実践・生き方の3段階で紹介
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数年前、兄の一言をきっかけに楽天VTIで旧NISAを始め、翌年から新NISAへ。50代の私がインデックス投資を始めた理由と、その後の考え方を実体験でまとめました。

まとめ

ここまでの内容は、2026年4月時点の保有状況をまとめたものです。

  • 22銘柄(日本株18+米国ETF4)を保有
  • ディフェンシブ・景気敏感・ETFを組み合わせてリスク分散
  • 配当月を分散させて毎月入金がある状態を目指している
  • 年間配当(税引き後)は約132万円・月平均約11万円
  • 新NISAでインデックス投資(楽天VTI→S&P500)も並行している
  • 完璧ではないが「不安を減らすための仕組み」として機能している

なぜ高配当株を始めたかの出発点や、投資全体の考え方は関連記事にまとめています。

22銘柄で年間132万円。この数字に辿り着くまで、1年かけて90銘柄を絞り、売り買いを繰り返してきました。大事なのは「銘柄数」ではなく「自分が握り続けられる銘柄だけに絞ること」だと、身をもって感じています。

これからも新NISAでのインデックス投資とあわせて、退職後の生活を支えるキャッシュフローを少しずつ育てていくつもりです。不安9割のなかで、配当金が決まって振り込まれてくる安心感は、想像以上に大きなものでした。

その後の保有銘柄や配当状況の変化は、最新のポートフォリオ記事にまとめています。

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