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FP3級は退職後に役立った?住民税・健康保険・傷病手当金で実感した4場面

50代でFP3級に挑戦し、お金の基礎を学んだ体験を振り返る男性と青い小鳥のアイキャッチ画像 学び・準備
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はじめに

※結論:50代でも遅くありません。むしろ今だからこそ役立つ資格でした

「50代でFP3級って、今さら遅くないかな」

勉強を始める前、正直そう思っていました。でも両親が他界し、相続を経験したことで、お金の知識を身につけることが急務になりました。

結果は4ヶ月の独学で1発合格。点数は合格ギリギリの70点でしたが——

「いいんだもん、合格しちゃえばいいんだもん」

そう呟きながら、少しスキップして帰宅しました。おっさんなんですけどね。

この記事は、相続をきっかけにお金の学び直しへ踏み出した記録です。FP3級が、相続・傷病手当金・投資の場面でどう役立ったかまで書いています。相続手続きそのものを専門家なしで進めた実体験は、数次相続を専門家なしで乗り越えた話にまとめています。

【先に結論】FP3級を取ったのは退職の前です。役に立ったのは、資格そのものより、退職後の手続きの場面でした。

  • 相続の申告で、基礎控除や法定相続人の考え方を理解する助けになった
  • 傷病手当金の条件を自分で調べて申請できた(私の場合は月30万円台を受け取れた時期があります)
  • NISAと課税口座で、配当や利益の扱いが違うことを理解できた
  • 退職後にかかるお金を前もって見積もれた(住民税は年約30万円、健康保険の任意継続は1年目で約67万円)

この記事は、この4つの場面をそれぞれ書いたものです。勉強法や試験当日の話は別の記事にまとめています。

なぜFP3級を取ったのか

きっかけは両親の死と、数次相続の経験でした。

相続手続きをすべて自分でこなすなかで、自分がいかにお金のことを知らないかを痛感しました。両親が残してくれたお金を大切に守りたい——その一心で、FP3級の勉強を始めました。

勉強を進めるうちに、公的な給付や社会保険の仕組みが少しずつ分かるようになりました。FP3級は、お金の知識の入り口として、これ以上ない資格でした。

勉強法や使った教材、試験当日のことは、FP3級を取った体験の記事にまとめています。

退職後に役立った4つの場面

FP3級を取得してから、お金の見え方が大きく変わりました。

特に役立ったのは、退職前後の次の4つの場面でした。

①相続・e-Taxの申告で役立った

両親が続けて他界し、数次相続という複雑な形の手続きを自分で進めることになりました。FP3級で相続の基礎(法定相続人の数え方や、基礎控除が「3,000万円+600万円×法定相続人の数」で決まること)を学んでいたおかげで、私の場合は専門家に頼らず、一つずつ確認しながら申告までたどり着けました。(出典:国税庁「No.4152 相続税の計算」。令和8年4月1日現在法令等。2026年9月9日に確認しました)手続きの流れは数次相続を自力で乗り越えた話にまとめています。相続税の扱いは状況で大きく変わるので、最終的な判断は税務署や税理士に確認するのが安心です。

②傷病手当金の申請で役立った

退職前後に体調面の不安もある中で、健康保険の傷病手当金を受け取りました。退職を決めたあと、自分が対象になるのかを具体的に調べ、申請まで進めました。FP3級で学んだ健康保険の基礎知識が、その内容を理解する助けになりました。私の場合は月30万円台の給付を受け取れた時期があり、収入が途切れる不安がかなり和らぎました。受け取れる条件は傷病手当金の条件、金額の目安はいくらもらえるかの実体験にまとめています。

③新NISA・配当の税金で役立った

退職前後に、インデックス投資や高配当株、NISA枠の使い方を見直しました。FP3級で「NISAでは運用益などが非課税になる仕組みがある」「通常の口座では配当や利益に税金がかかる」という基礎を知っていたので、私の場合はNISA枠の使い方を落ち着いて考えられました。インデックス投資を始めた理由や、配当金アプリと実入金が違って見えた話もあわせてどうぞ。投資は結果を約束するものではないので、最終的な判断はご自身で。

④退職後の家計の組み直しで役立った

収入が給与から給付や配当に変わると、お金の流れを自分で把握し直す必要がありました。FP3級のライフプランニング(手取りと社会保険料・税金の関係)を学んでいたおかげで、退職後にかかる固定費——住民税(私の場合は年約30万円)、国民年金、健康保険の任意継続(1年目で約67万円)などを前もって見積もり、家計を組み直すことができました。金額は人それぞれなので、ご自身の通知書で確認してみてください。

資格そのものより、勉強を通じて得た知識が日常生活に直結しています。

まとめ|資格そのものより、身についた知識が役に立ちました

「今さら資格なんて」と思っている50代の方に伝えたいです。

FP3級は、50代だからこそ取る価値がある資格です。退職、相続、介護、年金——これからの人生に直結するお金の知識が一気に身につきます。

独学4か月、テキスト1冊と問題集1冊で合格できました。ギリギリでも合格は合格です。

ぜひ一歩踏み出してみてください。きっと人生が少し変わりますよ。

FP3級は、資格を取ること以上に「お金の不安を整理する力」につながりました。

不安は消えてから動くものではなく、動いたあとに小さくなっていくものだと実感しました。

勉強法・使った教材・試験当日のことはこちらです。

50代でFP3級を取った話|退職前後のお金の不安を減らすための学び直し
50代で退職後、通勤時間を使ってFP3級を学んだ体験談。受検手数料と教材費、使った2冊、通勤時間を使った学び方、CBT試験当日の流れまで、自分のための学び直しとして整理しました。

相続の手続きを自分で進めた記録はこちらです。

数次相続を専門家なしで乗り越えた話|e-Taxで申告するまでの流れ
数次相続を経験した私が、財産の洗い出し、相続税の計算、e-Taxでの申告まで、自分で進めた流れを実体験ベースでまとめています。

傷病手当金の条件はこちらにまとめています。

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傷病手当金は退職後も受け取れる?50代で退職した私が、受給条件に加え、会社への相談、医師への意見書の依頼、申請時に実際に進めたことをまとめています。
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