はじめに
この記事では、私自身の体験も踏まえて、退職後でも傷病手当金を受け取れる条件をわかりやすく解説します。

退職したら、もう傷病手当金ってもらえないんじゃ…

大丈夫です!条件を満たせば退職後でも受け取れますよ
「傷病手当」という言葉を、あなたはいつ知りましたか?
私が初めてその存在を知ったのは、FP3級の勉強をしていたときでした。テキストのページをめくりながら、ふと思ったんです。
「これ、もしかして自分にも使えるんじゃないかな」
当時はそのくらいの、なんとなくの感覚でした。まさか本当に申請することになるとは、思ってもいませんでしたけれど。
※実際に申請でつまずいた体験談や注意点を知りたい方はこちら
▶︎ 退職翌日に病院へ飛び込んだら「それはまだ書けません」と言われた話|傷病手当金・事後申請の落とし穴
傷病手当金とは?まず基本をおさえましょう
傷病手当金とは、病気やケガで働けなくなったときに、健康保険から給付される手当です。
簡単にまとめるとこうなります。
・もらえる金額:直近12ヶ月の標準報酬月額の平均額 ÷ 30日 × 3分の2
・もらえる期間:最長1年6ヶ月
・条件:連続3日以上仕事を休んでいること(待期期間)
このあたりは加入している健保や会社の扱いによって少し変わることもあるので、最後は勤務先や健保で確認しておくと安心です。
会社員であれば、正社員・パートを問わず健康保険に加入していれば対象になります。知らないまま退職してしまうと、もらえるはずのお金を受け取れないまま終わってしまうんです。
※条件は満たしていても、申請のタイミングでつまずくケースがあります

結局、どういう条件ならもらえるんですか?

この3つを押さえれば大丈夫です!
退職後も傷病手当金を受け取れる3つの条件
退職後でも傷病手当金を受け取るためには、以下の3つの条件を満たしている必要があります。
① 退職前に継続して1年以上健康保険に加入していること
② 退職時点で「就労不能(働けない状態)」であること
③ 退職後も引き続き就労不能の状態が続いていること
この3つを満たしていれば、退職後であっても傷病手当金を受け取ることができます。
私の場合も、退職前から「就労不能」の診断を受けていたことで、退職後も継続して受給できる見込みとなりました。

意外とシンプルなんですね…

はい、ポイントを押さえれば難しくありません!
きっかけはFP3級の勉強でした
私がこの制度を知ったのは、FP3級の勉強を始めたことがきっかけです。
両親が他界し、相続をきっかけにお金の勉強を始めました。テキストの中に「傷病手当金」という項目があって、読んでいくうちにじわじわと気づいたんです。
「パニック障害で20年以上苦しんできた自分にも、これは使えるんじゃないか」
当初はそのくらいの感覚でした。でもその「なんとなく」が、のちに大きな助けになりました。
知っているか、知らないかで大きく差がつく制度だと、身をもって感じています。
会社への相談——労基案件だと思われないように
申請を決めてから、まず頭を悩ませたのが会社への相談方法でした。
傷病手当の申請には、会社側に記入してもらう書類があります。つまり、会社に申請することを伝えなければなりません。
ここで気をつけたのが、「労働基準監督署への告発」と受け取られないようにすることでした。
会社側が「訴えられる」と身構えてしまうと、手続きがスムーズに進まなくなる可能性があります。私は人事部長に対して、できる限り丁寧に、あくまで「制度の利用」であることを伝えるよう心がけました。
もう一つ気をつけたのが、社内での情報漏洩です。
傷病手当を申請していることは、できる限り知られたくありませんでした。人事部長には、外部に漏れないよう配慮をお願いしました。管理職という立場上、余計な憶測を呼びたくなかったからです。
医師の意見書——ChatGPTで予習していったけれど
次に立ちはだかったのが、医師への意見書のお願いでした。
事前にChatGPTで「傷病手当 医師 意見書 お願いの仕方」を調べ、会話の流れをシミュレーションしてから診察に臨みました。
でも現実は、なかなかその通りには進みませんでした。
先生は忙しく、こちらが準備してきた「台本」通りには話が展開しません。焦りながらも、なんとか意図を伝えようとしました。
そこで助けになったのが、長年の信頼関係でした。
20年以上、同じ先生にデパスを処方してもらい通院し続けてきました。介護のこと、両親の死のこと、職場のプレッシャーも、折に触れて話してきました。
意を決して聞きました。
「就労不能かどうか、先生にご判断いただけますでしょうか」
先生はしばらく私を見てから、こう言ってくださいました。
「あなたが働けないというなら、就労不能ということですよ」
その言葉に、思わず胸が熱くなりました。20年間、ずっと一人で抱えてきたものを、先生はちゃんとわかってくれていたんです。
現在、申請手続き進行中です
現時点では、申請手続きを進めている最中です。
実際に受け取った金額や、振り込みまでの期間については、続きの記事でリアルタイムにお伝えしていく予定です。どうぞお楽しみに。
※実際にやってみると、想像以上に手続きで迷う場面がありました
▶︎ 退職後の傷病手当金|申請から受給まで50代の体験談まとめ

少し安心できました…

正しく知って準備すれば大丈夫ですよ!
おわりに|知らないと損する制度だからこそ、伝えたいこと
傷病手当金は、特別な人だけが使える制度ではありません。でも知らないまま退職してしまう方が多いのが現実です。
この制度を知ったのは、パニック障害を抱えながら働き続けていた自分の体験がきっかけです。
▶︎管理職なのにパニック障害。誰にも言えずに薬を飲みながら働いた日々の話
私がFP3級の勉強をしていなければ、この制度を知らないまま会社を辞めていたかもしれません。
同じように「こんな制度があったんだ」と思った方は、ぜひ一度調べてみてください。
もしかすると、あなたも本来もらえるはずのお金を見逃しているかもしれません。
▼ FP3を取ろうと思ったきっかけはこちら
→ 50代がFP3級を取ろうと思ったきっかけ|相続・傷病手当・投資に役立った話
将来のお金に不安を感じている方は、少額からでも投資を始めてみるのも一つの選択です。
私は、楽天証券で新NISAを活用して、インデックス投資(S&P500)を続けています。
👉 はじめての方でも始めやすいので、まずは口座開設だけでもしておくと安心です。
※私もここから始めました
一人で抱え込まずに、まずは調べてみることから始めてみてください。
今後、実際の受給額と手続きの詳細も、受給開始後に随時追記していきます。
傷病手当金は、知らないままだと本来もらえるはずのお金を受け取れないまま終わることがあります。
私自身の体験ベースで、
・申請の流れ
・実際に受け取るまでの期間
・そのとき何に迷ったか
をまとめた記事はこちらです。
▶︎ 退職後の傷病手当金|申請から受給まで50代の体験談まとめ

👉 制度を知るだけでなく、「これからのお金どうするか?」まで考えたい方はこちら
▶︎ 50代で退職した私の投資戦略まとめ|高配当株とインデックス投資のリアル
▶︎ 傷病手当を含めて、退職前に私が感じていたお金の不安とその変化は、こちらの記事で詳しく書いています
👉 私はここからスタートしました(無料・5分で開設できます)
※開設だけなら費用はかかりません
あわせてどうぞ
傷病手当金まわりの手続きとあわせて、退職前後の全体の流れを確認したい場合はこちらの記事もあわせてどうぞ。


