2026年10月16日のお昼すぎ、ねんきんネットから電子版の控除証明書(控)ができたというお知らせメールが届きました。
マイナポータルから進むと、ねんきんネットの通知書画面で控除証明書(控)を確認でき、PDFでも保存できました。作成年月日は2026年10月15日です。
私は退職後に国民年金保険料を2年前納しています。今回の控除証明書では、「各年に分けて申告する場合の証明額」が令和8年・9年・10年の3年分に分かれて載っていました。
なお、このとき保存した「控」のPDFはお客様控で、確定申告の添付書類には使えません。確定申告に使える電子データを受け取るには電子送付の登録が必要で、私は「未登録」だったため、紙の控除証明書が郵送されてくる見込みです。
この記事では、メールが届いてから控除証明書を開くまでの流れと、証明書のどこに何が書いてあったか、紙で届く見込みになった理由を、実際に見た画面のとおりにまとめます。
※この記事は、2026年3月末に退職した私の記録です。控除証明書の届き方や、確定申告での扱いは人によって違います。最終的には日本年金機構や税務署の案内で確認してください。
届いたメール
2026年10月16日12時51分に届いたメールの件名は「【ねんきんネット】電子版『社会保険料(国民年金保険料)控除証明書(控)』についてのお知らせ」でした。
国民年金の控除証明書は、国民年金保険料を納めたことを証明する書類で、確定申告や年末調整で社会保険料控除を受けるときに使います。毎年秋ごろに日本年金機構から発行・送付されます。


マイナポータルから控除証明書を確認した手順
メールを見て、マイナポータルから控除証明書を開きました。たどった順番は次のとおりです。
- マイナポータルにログイン
- 「おかね」から年金関係の画面へ進む(その先で、ねんきんネットの通知書画面に移ります)
- 通知書の一覧から「社会保険料控除証明書 令和8年分」を探す
- 「ダウンロード」からPDFを保存する

画面の名前や並びは、今後変わることがあります。
控除証明書には何が書いてあったか
控除証明書(控)に書かれていたのは、主に次の3つでした。
- ①納付済額:令和8年1月1日から9月30日までに納めた額
- ②見込額:10月から12月に納める見込みの額
- ③合計額:①と②を合わせた額
私は令和10年3月分まで前納しているので、②の見込額には具体的な金額ではなく「*(アスタリスク)」が並んで表示されていました。日本年金機構の見方の案内でも、令和9年3月または令和10年3月までの保険料を前納している場合は、見込額が表示されないと説明されています。(参考:日本年金機構「令和8年 社会保険料(国民年金保険料)控除証明書(A4)の見方」)
下の「納付状況の内訳」では、納めた月に「済」と付いていました。私の場合、令和8年4月〜12月、令和9年1月〜12月、令和10年1月〜3月に「済」があり、2年前納した期間と一致していました。
控除証明書の納付済額は422,460円でした。内訳を確認すると、2年前納した国民年金保険料418,510円と、別に納めた付加保険料(国民年金に上乗せして納める保険料)3,950円を合わせた金額と一致しました。

2年前納だと証明額が3年分に分かれていた
証明書の右側には「各年に分けて申告する場合の証明額」という欄があり、令和8年・9年・10年の3年分に分かれて表示されていました。
2年前納した国民年金保険料は、「納めた年にまとめて控除する」か「各年に分けて控除する」かを選べます。(参考:国税庁「2年前納された国民年金保険料の社会保険料控除について」)
各年に分けて控除する場合は、令和9年分・令和10年分の保険料相当額を、それぞれの年分の申告で控除することになります。
2年前納分を今年まとめて控除するか、各年に分けるかは、この記事を書いている時点ではまだ決めていません。


紙の控除証明書は届く?
私の場合は、紙の控除証明書が郵送されてくる見込みです。
ねんきんネットで「控」のPDFを確認できても、確定申告に利用できる電子データの送付登録とは別でした。ねんきんネットで電子送付の登録状況を確認すると、「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」は「未登録」でした。
日本年金機構の案内では、令和8年分の電子データは2026年10月16日から10月下旬にかけて順次送付され、書面は10月23日から11月上旬にかけて順次郵送されます。なお、電子データの送付対象となっている場合は、書面は郵送されないと案内されています。電子送付を受けるには、ねんきんネットで前もって「電子送付」の希望登録をしておく必要があります。(参考:日本年金機構「令和8年分社会保険料(国民年金保険料)控除証明書の発行について」、日本年金機構「確定申告・年末調整に必要な通知書をマイナポータルで受け取る」)
この記事を書いている2026年10月16日時点では、紙の控除証明書はまだ見かけていません。届いたら、この記事に追記します。


確定申告ではどう使う?
私は3月末に退職して年末調整を受けていないので、来年2〜3月に確定申告をする予定です。
今回、内容を確認するために保存した「控」のPDFは、お客様控えのため、年末調整や確定申告の添付書類としては使えないと案内されています。(参考:日本年金機構「ねんきんネットで確認できる控除証明書(控)は、年末調整や確定申告に使えますか。」)
一方、電子送付を登録している場合は、マイナポータルの「お知らせ」に控除証明書の電子データが届き、e-Taxでの確定申告に利用できます。
私は電子送付を登録していなかったので、今回は紙の控除証明書が届く見込みです。確定申告では、その内容を確認しながらe-Taxで申告する予定です。
確定申告に向けてそろえている書類は、退職した年、年末調整はどうなる?3月退職の私が確定申告に向けてそろえている書類にまとめています。
まとめ
- 2026年10月16日、ねんきんネットから電子版控除証明書のお知らせメールが届いた
- マイナポータルから控除証明書(控)を開き、PDFで保存できた(作成年月日:2026年10月15日)
- 納付済額422,460円は、2年前納418,510円と付加保険料3,950円の合計と一致
- 2年前納なので「各年に分けて申告する場合の証明額」が3年分に分かれていた
- 保存した「控」のPDFは、確定申告の添付書類には使えない
- まとめて控除するか、各年に分けるかはまだ未定
- 「控」が見られても、電子送付の登録とは別だった。私は未登録だったので、紙の控除証明書が届くのを待っている(書面は10月23日から11月上旬に順次郵送)
2年前納を選んだときのことは、退職後の国民年金、2年前納で418,510円|免除を見送った理由と実体験にまとめています。
