PR

退職後の自由時間を家族と過ごして感じたこと|妻と熱海へ日帰り旅に行った話

退職後の自由時間を家族と過ごして感じたことを表した、熱海日帰り旅のアイキャッチ画像 退職後の暮らし
退職後の自由時間を、妻との熱海日帰り旅で過ごして感じたこと。
記事内に広告が含まれています。

退職したら、平日にふらっと旅行へ行ける。

会社員のころ、そんなことを何度も考えていました。

休みを取るにも仕事の予定を見ながら。
週末や連休はどこへ行っても混みやすい。
旅行に行くにも、少し気合いが必要でした。

だから、会社を辞めたあとは、もっと自由に出かけられるのだと思っていました。

平日の空いている観光地へ行ったり。
家族とゆっくり出かけたり。
時間ができたら、ハワイやヨーロッパのような遠い場所にも行ってみたい。

そんなことも、少しだけ考えていました。

けれど、実際にはそう簡単ではありませんでした。

退職して自由になったのは、まず「私の時間」だけだったからです。

妻には仕事があります。
娘にも仕事があります。
息子には大学があります。

自分の時間が空いたからといって、家族の予定まで一緒に空くわけではありません。

旅行は、お金だけで行けるものではない。

時間があり、お金があり、行きたい気持ちがあっても、
一緒に行きたい人の都合が合わなければ実現しません。

退職したら自由に旅行できると思っていましたが、家族の予定が合うかどうかは別問題でした。

自分の時間が増えても、家族の時間とはまた別なんだね。

そんな中、GW前半の5月2日。
妻と2人で、熱海へ日帰り旅に行ってきました。

海外旅行でも、何泊もする大きな旅行でもありません。
週末に、電車で行った日帰り旅です。

それでも終わってみると、思っていた以上に心に残る1日になりました。

この記事では、退職後に妻と熱海へ出かけた1日の記録を通して、
「自由な時間をどう使うか」について感じたことを書いてみます。

この記事で書くこと

この記事では、退職後に妻と熱海へ日帰り旅に行った体験をもとに、次のようなことを書いています。

・退職後でも、家族と予定を合わせるのは意外と難しいこと
・平日に旅行できると思っていても、実際は週末や連休になることもあること
・熱海日帰り旅で回った場所や過ごし方
・お金を細かく気にしすぎず、楽しむ時間を大切にしたこと
・大きな旅行ではなくても、十分幸せを感じられたこと
・退職後の自由時間を、家族と過ごすために使って感じたこと

観光ルートの詳しい案内というより、退職後の暮らしの中で「時間をどう使うか」を考えた体験記です。

退職後、どこかへ出かけたいと思っていた

退職してからの4月は、思っていた以上に落ち着かない日々でした。

健康保険、年金、住民税、各種手続き。
会社を辞めたら急にのんびりできるのかと思っていましたが、実際には確認することや考えることが多く、気持ちが休まらない日もありました。

そんな中で、妻と

「どこか行きたいね」

という話になりました。

せっかく会社を辞めて、これまでより自由に使える時間が増えたのだから、家族と過ごす時間も大切にしたい。

そう思っていました。

ただ、最初に考えていたほど、平日にふらっと旅行へ行けるわけではありません。

私の時間は空いていても、妻には仕事があります。
娘にも仕事があります。
息子には大学があります。

退職後の自由時間は、自分ひとりの予定なら決めやすいです。

一方で、家族と一緒に過ごす時間は、相手の予定があって初めて成り立つものなのだと、あらためて感じました。

行き先は、最初は箱根も候補にしていました。

ただ、GW前半で混雑もありそうだったので、日帰りで行きやすく、海も見られる熱海にすることにしました。

「踊り子号で、熱海に行くのもいいね」

そんな話になり、妻と2人で出かけることにしました。

まずは来宮神社へ。踊り子号でのんびり出発

当日は、午前中に東京駅から踊り子号に乗りました。

目的地は熱海でしたが、最初に向かったのは来宮神社です。

熱海へ直接行くのではなく、途中で乗り換えて、まずは来宮駅へ向かいました。

お昼ごろに来宮駅へ着き、そこから歩いて来宮神社へ。

来宮神社に寄ってから、熱海の街へ向かう流れにしました。

朝早く出すぎるわけでもなく、帰りも夕方の踊り子号。
かなりのんびりした日帰り旅です。

会社員時代の旅行は、どうしても予定を詰め込みがちでした。

「せっかくだから、あそこも行こう」
「ここも見ておこう」

そう考えて、気づけば休みに行ったはずなのに疲れて帰ってくることもありました。

今回は、妻と2人でのんびり歩きながら、行けるところへ行けばいい。

そのくらいの気持ちで出発しました。

来宮神社で大きなクスノキを見た

まず向かったのは、来宮神社です。

来宮駅から歩いて行ける距離にあり、熱海旅の最初に立ち寄るにはちょうどよい場所でした。

GW前半ということもあり、人は多かったです。

それでも、青空の下で鳥居をくぐると、それだけで少し気持ちが切り替わります。

来宮神社の鳥居と青空
青空の下で見た来宮神社の鳥居

境内では、大きなクスノキを見ました。

見上げるほど大きな木。
青い空と緑の葉。
木漏れ日が差し込む感じ。

退職してからの1か月は、手続きや生活の変化で落ち着かない時間も多かったので、こういう自然の中にいるだけで、少し肩の力が抜けるような気がしました。

来宮神社の大きなクスノキ
見上げるほど大きな来宮神社のクスノキ

来宮神社では、アイスカフェラテも飲みました。

特別なことをしたわけではありません。

妻と一緒に歩いて、少し休んで、冷たい飲み物を飲む。

それだけで十分、旅に来た感じがありました。

来宮神社で飲んだアイスカフェラテ
来宮神社で飲んだアイスカフェラテ。ハート型のストローがかわいかったです

MOA美術館へ。坂道を登った先に広がった海

来宮神社をあとにして、そこから熱海駅方面へ向かいました。

その後、バスでMOA美術館へ。

MOA美術館は、熱海の丘の上にあります。

バスは、九十九折りのような急な坂道を登っていきます。

車窓から見える景色が少しずつ高くなっていき、やがて視界が開けてきました。

そして到着した先に広がっていたのは、青い空と海でした。

MOA美術館から見えた熱海の海
MOA美術館から見えた熱海の海。青空と海がとてもきれいでした

この景色は、本当に気持ちよかったです。

天気が良かったこともあり、海の青さと空の広さが印象に残っています。

美術館に行くというより、あのロケーションそのものを味わいに行ったような感覚でした。

退職してからの1か月は、どこか気持ちが張っていました。

会社を辞めた安心感もありましたが、これからのお金のこと、手続きのこと、生活リズムのことなど、考えることも多かったです。

この景色を見たとき、ようやく少し息をつけた気がしました。

美術館の中でも、非日常を楽しめた

MOA美術館の中も印象的でした。

青い光に包まれたエスカレーターや、館内の雰囲気。
日常から少し離れた感じがありました。

MOA美術館の館内で見た光の演出
MOA美術館の館内で見た光の演出。日常から少し離れたような雰囲気でした

美術品をじっくり見たり、館内を歩いたりしていると、時間がゆっくり流れているように感じます。

普段なら、ついスマホで株価や資産額を見てしまうこともあります。

ただ、この日はそういうことをあまり気にせず、目の前の景色や時間を楽しみたいと思っていました。

美術館のカフェでは、フォカッチャと、抹茶とバニラのミックスソフトクリーム、ホットコーヒーをいただきました。

MOA美術館のカフェでいただいたコーヒーと軽食
MOA美術館のカフェで、コーヒーと軽食をいただきながらひと休みしました

海の見える場所で、妻とゆっくりお茶をする。

それだけのことかもしれません。

けれど、退職後の自分にとっては、こういう時間を持てたことがとても大きかったです。

大きな旅行じゃなくても、十分幸せだった

退職する前は、時間ができたら、もっと大きな旅行に行けるのではないかと思っていました。

ハワイやヨーロッパのような遠い場所へ行くのもいい。
何泊かして、ゆっくり非日常を味わう旅もいい。

もちろん、そういう旅行もいつか行けたらうれしいです。

ただ、実際には、お金だけで旅行に行けるわけではありません。

妻には仕事があり、子どもたちにもそれぞれの予定があります。

自分の時間が空いていても、家族全員の都合が合うとは限りません。

今回の熱海旅は、海外旅行でも、何泊もする大きな旅行でもありません。

GW前半の週末に、妻と2人で行った日帰り旅です。

とはいえ、来宮神社で大きなクスノキを見て、MOA美術館から青い海を眺め、熱海の街を歩いて、食べたいものを少しずつ食べる。

それだけで、十分すぎるほど幸せな気持ちになれました。

大きなお金をかけた旅行も、もちろん楽しいと思います。

一方で、こういう小さな旅にも、ちゃんと心に残る時間がある。

今回の熱海日帰り旅で、そのことに気づけた気がします。

お金はあまり気にせず楽しむ日にした

今回の旅費は、ざっくり2万円くらいだったと思います。

正直に言うと、細かくは把握していません。

普段は退職後のお金のことを考えて、資産や配当金、生活費をかなり気にしています。

ただ、この日は妻と

「あまりお金のことは気にしないで楽しもう」

という感じで出かけました。

もちろん、何でも無制限に使うという意味ではありません。

せっかくの夫婦日帰り旅です。

コーヒーを飲みたいと思えば飲む。
美術館のカフェで食べたいものがあれば食べる。
商店街で気になったものがあれば買う。

それくらいのゆるさは、あってもいいのかなと思いました。

退職後は、お金を守ることも大事です。

ただ、お金を使わないことだけが正解ではありません。

使ってよかったと思えるお金もあります。

今回の熱海旅は、私にとってそういうお金の使い方でした。

退職後だからこそ、節約だけでなく「使ってよかったお金」も意識したいと思いました。

大きな旅行じゃなくても、家族が楽しそうにしている時間は残るものだね。

熱海駅周辺と海辺を散策

MOA美術館を出たあとは、バスで熱海駅へ戻りました。

そこからは、海辺を散策したり、商店街を歩いたり。

熱海の海辺には、観光地らしい明るさがあります。

海を見ながら歩くだけで、気分が変わります。

熱海の海辺を散策したときの景色
熱海の海辺をのんびり散策しました。海を見ながら歩くだけで、気分が少し変わります

商店街では、イカ天を食べました。

熱海の商店街で食べたイカ天
熱海の商店街で食べたイカ天。歩きながら食べるものは妙においしく感じます

こういう食べ歩きも、旅の楽しみです。

特別な高級料理ではなくても、歩きながら食べるものは妙においしく感じます。

お土産には、熱海プリンを行列に並んで買いました。

普段なら並ばないかもしれません。

ただ、旅先だと少しだけ気持ちが変わります。

食べたり、歩いたり、景色を見たり。

大きなイベントがあったわけではありません。

実際には、日帰り旅としては十分すぎるくらい充実していました。

妻が楽しそうで、それが一番うれしかった

今回の旅で一番うれしかったことは、妻が楽しそうにしてくれていたことです。

どの瞬間が特に、というより、終始にこにこしていたように思います。

それが正直なところです。

退職後、自由に使える時間が増えたとはいえ、その時間をどう使うかは自分次第です。

自分ひとりでのんびりする時間も大切です。
体を休める時間も必要です。
お金のことを整理する時間も大事です。

それでも、家族と一緒に過ごす時間に使えたとき、また違ううれしさがありました。

妻が楽しそうにしているのを見ると、

「ああ、来てよかったな」

と思いました。

退職後の暮らしの中で、こういう時間を以前より意識できるようになった気がします。

退職後の自由時間は、自分だけのものではなかった

退職すると、自分で使える時間は増えます。

その時間をどう使うかは、意外と難しいものです。

何もしない時間も大事です。
体調を整える時間も大事です。
これからのお金を考える時間も大事です。

そして、家族と過ごす時間も大事なのだと思いました。

今回の熱海旅で感じたのは、自由な時間は自分のためだけに使うものではない、ということです。

もちろん、自分を犠牲にするという意味ではありません。

自分が行きたいと思った場所へ、妻と一緒に行く。
自分も楽しみながら、家族も楽しんでくれる。

そういう時間は、思っていた以上に幸せでした。

退職後の暮らしは、お金の不安と向き合う時間でもあります。

けれど、お金を守るだけでなく、使ってよかったと思える時間を作ることも、同じくらい大切なのかもしれません。

まとめ:行けるときに、行ける人と出かける

退職したら、平日に家族と自由に旅行できる。

最初はそんなイメージもありました。

実際には、妻には仕事があり、子どもたちにも予定があります。

家族全員で時間を合わせるのは、思っていた以上に難しいものでした。

だからこそ、今回は妻と2人で熱海へ日帰り旅に行きました。

最初は箱根も考えましたが、移動のしやすさを考えて熱海へ。

来宮神社で大きなクスノキを見て、MOA美術館で青い海を眺め、熱海の海辺や商店街を歩きました。

旅費はざっくり2万円くらい。

細かくお金を気にするより、この日は楽しむことを優先しました。

そして何より、妻が終始楽しそうにしてくれていたことがうれしかったです。

退職後の自由な時間は、自分で決めて使うことができます。

その時間を自分のためだけでなく、家族と過ごすために使えたとき、よりうれしく、幸せに感じるのだと思いました。

大きな旅行もいい。

けれど、行けるときに、行ける人と、無理なく出かける小さな旅もいい。

今回の熱海日帰り旅は、そんなことに気づかせてくれる時間でした。

※この記事は、私自身の退職後の暮らしをもとにした体験記です。旅行先やお金の使い方をすすめるものではなく、ひとつの実例として読んでいただければうれしいです。

退職直後のお金や、退職して1ヶ月ごろの暮らしについては、50代で退職して1ヶ月のリアルや、退職1年目に実際にかかったお金にもまとめています。

タイトルとURLをコピーしました