先に結論です。SBI証券で国内株の配当金が見当たらなかったのは、私が配当金を銀行口座で受け取る設定にしていたからでした。証券口座ではなく、指定していた銀行に入っていました。
この記事でわかること
- SBI証券で、自分の配当金の受取方式を確認する場所
- 受取方式によって、配当金の入金先が変わること
- NISAで国内上場株式を持っている場合の注意点
この記事は、その日に私がたどった順番のまま書いた記録です。金額の見込みと実際の入金がずれて見える理由は、退職後に配当金を確認して気づいたことに書いています。
Xで配当の報告を見て、SBI証券を確認したら見つかりませんでした
その日、Xを見ていたら、INPEXとJTの配当金が入金されたという投稿が流れてきました。私も、この2銘柄を持っています。
退職してからは、配当金が「いつか増えたらいいな」ではなく、生活の中に実際に入ってくるお金になりました。それで、自分の分も確認しようと思いました。
SBI証券にログインして、配当金の入金状況が分かりそうなところを見ていきました。正直に書くと、どの画面をどう探したのか、細かいところは覚えていません。ただ、それらしい入金は見つかりませんでした。
原因は「配当金の受取方式」でした
答えは、私自身の設定でした。
上場株式の配当金には、受け取り方がいくつかあります。証券口座で受け取る方法と、銀行口座で受け取る方法です。私が選んでいたのは、指定した一つの金融機関でまとめて受け取る「登録配当金受領口座方式」でした。
配当金は出ていました。ただ、私が見ていた場所と、入っていた場所が違っていただけです。
ここは、公式の説明を確認しました(SBI証券・確認日:2026年9月2日)。
自分の受取方式は、SBI証券で確認できます。PCサイトにログインしたあと「My設定」>「お取引関連・口座情報」>「配当金受領サービス」です。受取方法を変更する手続きも、同じ場所です。
ただし、登録配当金受領口座方式で銀行へ振り込まれた配当金の「振込状況」は、SBI証券のWEBサイトや、SBI証券が発行する報告書では確認できません。公式には、信託銀行等から発行される「配当金計算書(支払通知書)」で確認するか、各銘柄の株主名簿管理人である信託銀行等へ問い合わせるよう案内されています。
私が証券口座の中をいくら探しても見つからなかったのは、そういうことでした。
配当金が見当たらないときの確認手順
- SBI証券の「My設定」>「お取引関連・口座情報」>「配当金受領サービス」で、受取方式を確認する
- 証券口座で受け取る設定か、銀行口座で受け取る設定かを確認する
- 登録配当金受領口座方式なら、指定している銀行口座を確認する
私の場合は、③の指定していた銀行口座に入っていました。
銀行口座を確認したら、2銘柄で122,461円が入っていました
指定していた銀行口座を見たら、入っていました。
今回のINPEXとJT、この2銘柄の合計で122,461円です。
念のため書いておきますが、これは今回のこの2銘柄分の金額です。年間の配当額でも、持っている銘柄全部の合計でもありません。ここを混ぜて見ると、あとで数字が合わなくなります。
※122,461円は、私が当時保有していた銘柄・株数での税引後の実入金額です。保有状況や税率などによって受取額は異なります。
国内株の配当金は、受取方式で入金先が変わります
ここからは、私の体験ではなく、確認した公式の説明です(SBI証券・確認日:2026年9月2日)。
| 受取方式 | 配当金が入る場所 |
|---|---|
| 株式数比例配分方式 | 証券口座(預けている株数に応じて) |
| 登録配当金受領口座方式 | 指定した一つの金融機関にまとめて |
| 個別銘柄指定方式 | 銘柄ごとに指定した金融機関 |
| 配当金受領証方式(従来方式) | 郵便局等の窓口で受け取る |
4つ全部を覚える必要はありません。まずは、自分の配当金が証券口座に入る設定なのか、銀行口座に入る設定なのかを確認すれば十分だと思います。
なお、SBI証券の公式説明では、証券会社で受取方法の変更を申し込むと、保管振替機構(ほふり)を通じて、他の証券会社に預けている株式などの受領方式も自動的に変更されるとされています。私は変更していないので体験としては書けませんが、複数の証券会社を使っている方は、頭の隅に置いておくといいかもしれません。
米国ETFの分配金は、別でした
同じ日に、もう一つ確認したことがあります。
私の場合、国内株は指定していた銀行口座、米国ETFの分配金はSBI証券の口座にドルで入っていました。
国内株は「配当金」、米国ETFは「分配金」。呼び方も、入る場所も、通貨も違いました。
なぜ銀行受取にしたのか。いまは、変更するか迷っています
そもそも、なぜ銀行受取にしていたのか。
はっきりした年月は覚えていません。国内株を90銘柄ほど持っていた頃だったと思います。
理由は覚えています。あちこちの銘柄から入ってくる配当金を、個人管理用の一つの銀行口座にまとめて、現金として把握しやすくしたかったからです。
当時90銘柄ほどあった保有株を整理した話は、高配当株を90から24銘柄に絞った話に書いています。
今回のことがあって、少し考えています。
株式数比例配分方式にすると、配当金は証券口座に入ります。証券口座に入れば、そのまま買付余力として、次の投資に回しやすくなります。
私は、銀行口座にまとめて現金で管理する分かりやすさと、証券口座で受け取ってそのまま再投資しやすいことの、どちらを重視するかで迷っています。まだ変更するとは決めていません。変更するなら、税金などの扱いも確認してから決めるつもりです。
2026年10月にあらためて確認したところ、国内株の配当履歴はSBI証券側では見つけられず、銀行口座で受け取っている状態は変わっていません。受取方式を変更するかは、引き続き検討中です。
SBI証券と楽天証券をどう使い分けているかは、こちらの記事にまとめています。
NISAで国内上場株式を持っている場合の注意
これは私の体験ではありません。読者の方に関係しそうなので、公式の情報として分けて書きます。
私はNISAでは、楽天VTIとS&P500だけを持っています。国内の個別株はNISAでは持っていません。
そのうえで、公式の情報です。NISA口座で保有する国内上場株式の配当金を、NISAの非課税扱いで受け取るには、株式数比例配分方式が必要です。国税庁の説明では、非課税とされる配当等は「金融商品取引業者等を経由して交付されるもの(株式数比例配分方式を選択したもの)に限られています」とされています(確認日:2026年9月2日)。
NISAで国内の個別株を持っていて、私のように銀行受取にしている方は、一度ご自身の受取方式を確認してみてください。
まとめ:見つからないときに、まず確認したい2点
配当金が証券口座に見当たらないとき、私が先に確認すればよかったのは、次の2点でした。
- 自分の配当金の受取方式
- その方式に対応する入金先
「もらえていない」のではなく、「別の場所に入っている」だけのことがあります。
退職してからは、入ってくるお金を一つずつ確認するようになりました。それでも、自分が昔した設定は忘れているものです。同じように探している方がいたら、まず受取方式を見てみてください。

