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最終出社日は何をする?50代で退職した私が最後の日にやったこと・返したもの

「最終出社日、何をした?」の文字と青い小鳥 学び・準備
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※この記事は、30年以上勤めた会社を50代で退職した私の、最終出社日の記録です。返却するものや当日の手順は会社によって違います。以下は私の場合です。

先に結論|私の最終出社日は、挨拶と引き継ぎで1日が終わった

私の最終出社日は、朝礼の挨拶から始まりました。私物を片付けながら社内の人に挨拶をして、会社の物を返し、会社を出たあとは、後任と一緒に最後のお客様先へ引き継ぎに行きました。気づけば、1日がほとんど挨拶と引き継ぎで終わっていました。

返したのは、会社支給の携帯電話、パソコン、社員証、社章の4つです。

時間帯やったこと
朝いつもの時間に起きて、靴を磨く。少しフォーマルなスーツで、早めに家を出る
朝礼最後の挨拶をする
朝礼のあと私物の整理。合間に、来てくれた人と挨拶を交わす
会社を出る前携帯電話・パソコン・社員証・社章を返す
会社を出たあと後任たちと、最後のお客様先へ引き継ぎに行く
引き継ぎのあと同行してくれた仲間とお茶を飲んで、帰宅

最終出社日と退職日は、同じ日とは限りませんでした

書類の上での退職日は、最終出社日よりもう少し先でした。最終出社日のあとは、有給休暇の期間だったからです。

会社へ行くのはこの日が最後。でも、会社に在籍しているのはもう少し先まで。この2つの日付は、分けて考える必要がありました。

退職日は、そのあとの手続きに関わってきます。自分の最終出社日と退職日がそれぞれいつなのかは、早めに会社に確認しておくのがおすすめです。最終出社日の決め方や有給の考え方は、退職前のチェックリストにまとめています。
▶ 50代の退職前にやることチェックリスト|8カテゴリで全部洗い出し

最終出社日の朝にしたこと|靴を磨いて、挨拶は通勤電車で考えた

当日の朝は、いつもと同じ時間に目が覚めました。

いつもと違ったのは2つだけです。履いていく靴をしっかり磨いたことと、普段より少しフォーマルなスーツを選んだこと。誰かに言われたわけではなく、自分がそうしたかったからです。

私物の整理が残っていたので、いつもより早めに家を出ました。

電車の中では、朝礼で話すことを考えていました。最後の挨拶を振られるのは分かっていたので、通勤時間がそのまま挨拶の準備の時間になりました。

朝礼の挨拶|感謝を伝えて、少しだけ笑いを入れた

朝礼で、挨拶の時間をもらいました。話したのは、主にこの3つです。

  • 30年以上は、長いようであっという間だったこと
  • 一つひとつの経験が、いまの自分につながっていること
  • 一緒に働いた人たちとの出会いが、いちばんの財産だったこと

最後に、感謝と、みなさんのこれからの活躍への願いを伝えました。

話しているうちに想いがあふれてきて、言葉が止まらなくなりそうになりました。湿っぽい空気で終わりたくなかったので、途中で自分の経験にからめた軽い冗談を入れました。みんなが笑ってくれて、少しほっとしたのを覚えています。

最後の挨拶は、感謝を真ん中に話しました。

私物の整理と社内の挨拶|名刺はシュレッダーにかけた

朝礼のあとは、保管していた私物の整理です。

片付けていると、入れかわりに人が来てくれました。そのたびに手を止めて感謝の言葉を受け取り、こちらからも感謝を返しました。この日は、ずっとその繰り返しでした。

荷物の中から、保管していた名刺の束が出てきました。見覚えのある名前に少し手が止まりましたが、もう使うことはありません。そう割り切って、シュレッダーにかけました。

最後に、次に使う人が困らないよう、身の回りをきれいに整えました。

会社に返したもの|携帯電話・パソコン・社員証・社章

私が最終出社日に返したのは、次の4つです。

  • 会社支給の携帯電話
  • 会社支給のパソコン
  • 社員証
  • 社章

返すものは会社によって違うので、何をいつ返すのかは、会社の指示を確認してください。

とくに携帯電話とパソコンを手放したときに、「もう会社の仕事にはアクセスできなくなるんだ」と実感しました。「一区切りついちゃったな」と思ったのは、このときです。

会社を出るときは一人でした。建物は振り返らず、空を見上げて、ふっと深呼吸をしました。そのとき胸にあったのは、解放感よりも寂しさでした。一緒に働いてきた人たちと、これでお別れになる。その寂しさです。

最終日でも、最後のお客様先への引き継ぎがありました

ただ、この日はまだ終わっていませんでした。最後のお客様への引き継ぎが残っていたのです。

後任と、同行してくれる仲間と一緒にお客様先へ向かいました。引き継ぎの体制が整っていたので、安心して任せることができました。

お客様からは「また戻ってきてほしい」と言っていただき、「ありがとうございます。本当にお世話になりました」とお返ししました。このお客様との仕事を通して、私も成長させてもらったと思っています。

最終日を終えて|「無事に最終日を終えたよ」と家族に伝えた

引き継ぎのあと、同行してくれた仲間と喫茶店に入りました。退職の話は出ず、ふだんどおりの話をしながらお茶を飲みました。いま思えば、気を遣ってくれた時間だったのかもしれません。

帰り道にあったのは、強い感傷ではありませんでした。朝礼から、社内の挨拶、最後のお客様まで、1日かけて挨拶をやり切った。その満足感でした。

家に着いてお風呂に入り、家族に「無事に最終日を終えたよ」と伝えて、会社へ行く最後の1日が終わりました。

まとめ|明日が最終出社日の人へ、私の経験から

私の最終出社日を振り返って、これから最終日を迎える人に伝えられるのは次の4つです。

  • 返すものと返すタイミングは、会社の指示で確認する
  • 挨拶は、感謝を真ん中に置く
  • 最終日にも引き継ぎや外出の予定がないか、確かめておく
  • 私物の整理は、できるだけ早めに進めておく(私は当日まで整理が残り、早めに家を出ました)

私の最終出社日は、最後まで「仕事」がある日でした。でも、その分だけきちんと区切りをつけられた1日でもありました。

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